第二の認知症・レピー小体型認知症
認知症といえば代表的なものがアルツハイマー型です。 言語障害、運動障害、妄想、物忘れなどの症状が出るものです。 しかし認知症にも色々あり、現在も研究が進んでいます。 そして最近になって公に認められた認知症として『レピー小体型認知症』 (レピーしょうたいがた認知症) という病気があります。 早期発見と治療により回復するそうですので、皆さんの周囲にそういう人がいないか確認してみて下さい。 レピー小体型認知症の症状はアルツハイマー型と似た部分もありますし、単なる老化症状による物忘れのような症状が出ることもあります。 しかし、決定的に違うのは幻視 (げんし) です。 存在しないものが見えてしまう事。 今、ソファーに知らない子供が座っている・・・とか。 トイレに女の人がたたずんている・・・とか。 テーブルの上に虫がいるとか・・・。 家の中を見知らぬ人が歩き回っている・・・とか。 見えた人物を絵に描くことが出来るほどシッカリ見えて記憶がハッキリしているそうです。 皆さんの周囲に、↑こういう人はいませんか? いよいよボケたか・・・、霊感が強くなったのか・・・、と恐れている暇があったら、病院に連れて行ってあげて下さい。 アルツハイマー型認知症は、記憶を司る海馬が委縮して起こる病症ですが、レピー小体型認知症は海馬の委縮は起こらず、レピー小体 (レピーしょうたい) というゴミが脳に溜まることによって起こります。 視覚神経や物を判定する神経が誤作動を起こし、部屋の中にある物が違う物に見えてしまう・・という事だそうです。 レピー小体型認知症に気づくポイントとして、 ①居ないのに人や虫がいると訴える ②空中に手を伸ばして何かを触ろうとする ③壁に向かって話かける という人がいたら要注意とのこと。 症状が急に現れて急に消える・・というのが一般的。 動作が遅くなったり、転びやすくなったりするパーキンソン病と似た症状を伴い、うつ病に似た症状がでたり、大汗をかいたり、大きな声で寝言を言ったりすることもあるそうです。 記憶力は比較的シッカリしていて、普通に会話もできますが、アルツハイマー型とは違うタイプの認知症ですので注意が必要です。 ※人によっては会話が困難になったり歩くことが出来なくなったりする場合もあります。 周囲の人の対応方法としては ●患者の幻視 (げんし) の訴えを否定せず聞き入れること ↑へ~…そうなんだ~…どういう感じの人が見えるの?・・・と対応してあげる。 ●見えているのは貴方だけで、他人には見えていないと教えてあげること ↑自分だけの幻想であることを悟らせる。 ●幻視の原因となる壁のシミや飾り物を減らすこと ↑人形などの置き物も片づけよう。 ●幻視が消えるオマジナイを考えること ↑手をたたいて追い払うとか・・・ ↑見えている人物を触ろうとしてみるとか・・・ 人それぞれ幻視が消える方法があるそうですので やり方を見つけると良いようです。 相談や治療は全国にある認知症疾患医療センターがベストだそうです。 このサイトの〔サイトマップ(もくじ)〕 健康・美容・ダイエット・・・体に良い物をいろいろ探す 美容と健康の探偵団ブログ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ●当ブログは健康・美容・ダイエット・サプリメント・健康食品ランキングに参加中です。 ●クリックして頂けると大変ウレシイです。 宜しくお願いします。 m(_ _ )m |
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