飲酒と肝臓
肝臓は非常に多くの仕事をしている臓器です。 細かく分類すると500種類以上の仕事をしているそうですが、 大きく分けると ①栄養の代謝・・・タンパク質をアミノ酸に分解するなど必要な栄養素に変えて体内に提供する仕事をしています。 ②栄養の貯蔵・・・ビタミン・ミネラルなどを一時的に貯蔵。 脂肪も貯蔵されます。 ③免疫・・・・・体内に外敵が入ってきた時に攻撃する抗体を肝臓内に持っています。 ④毒素の解毒・・・体内で発生する有害物質を解毒し排泄器官に送ります。 こんなに多くの仕事をしている臓器なので、加齢とともに肝機能が落ちるのは当たり前。 医師に言わせれば、何も不思議な事ではなく、気をつけて生活するしかないそうです。 そんなコンナで・・・若い頃に比べると酒も弱くなります。 アルコールそのものや、アルコールが分解されて発生するアセトアルデヒドという毒素の解毒の力が弱まるからです。 アルコールへの対応が弱る原因は加齢だけでなく、飲酒行為自体が肝臓の細胞に障害を与え、アルコールへの対応を弱らせます。 そして肝臓の機能が落ちれば悪酔い・二日酔いの症状が出るようになってしまいます。 したがって、肝臓にフルに仕事をさせないように、 工夫をしながら飲酒する必要があります。 ![]() アルコール類を飲む前に、何かを食べて胃に入れておくこと。 この事により胃の中でアルコール濃度が薄まり、アルコールの吸収が穏やかになります。 健康番組などでは飲酒前に牛乳を飲んでおくと良い・・と解説しています。 これも同じ原理で、アルコール濃度が薄まり、水分も手伝って排尿を促し、アルコールがいつまでも体内に滞るのを防ぐことができます。 ![]() 水を飲みながら飲酒すること。 これも上記と似たことですが、水分補給によりアルコール濃度が薄まり、排尿を促すことで、体内のアルコール量を減らすことができます。 ![]() 飲酒中、飲酒後、グレープフルーツを食べること。 果糖はアルコールの分解を助けます。 そして果物に含まれる水分やカリウムも肝臓の働きを助けます。 →グレープフルーツ飲料・商品一覧〔楽天〕※別窓で開きます ![]() 飲酒前、飲酒中に水とともにウコンサプリを飲むこと。 ウコンに含まれるクルクミンという成分は肝臓の働きを助けます。 上記のとおり、水分を体内に入れておく事が良いので、水でウコンを飲んだり、ウコンドリンクを飲んだりする事が有効です。 →ウコン・商品一覧〔楽天〕※別窓で開きます ![]() 飲酒前、飲酒中、飲酒後にオルニチンを摂ること。 オルニチンはシジミ等に含まれるアミノ酸で、肝機能を向上させます。 飲酒による肝臓の細胞のダメージを修復する効果もあるため、飲酒後に飲んでも有効。 →オルニチン・商品一覧〔楽天〕※別窓で開きます ![]() 飲酒後、すこし活動すること。 飲酒後、酔った状態で寝てしまうと睡眠中は肝臓の働きが低下し、アルコール・アセトアルデヒドを解毒する作業が滞ってしまいます。 これが二日酔いの原因に・・・。 飲酒後2-3時間はリラックスタイムを設け、起きている方が良いようです。 ![]() ノンアルコールビールで代替えすること。 休肝日を作ることが大切です。 休肝日といっても、生きている限り肝臓は働いていますから、肝臓が休む日は事実上ありません。 そんな中、肝臓に一番ダメージを与えるアルコールをストップさせることで肝細胞の修復が進み、肝臓を正常な状態に戻すことができます。 →ノンアルコール・商品一覧〔楽天〕※別窓で開きます 肝臓は過食や運動不足などで脂肪肝になったり、アルコールなどのストレスで、NASH(ナッシュ)の症状が起こったり、肝硬変になったり・・・。 意外にも障害の発症が多い臓器です。 肝臓を労わるために ●油っこい食事を減らしたり ●適度に運動したり ●アルコール類の飲み方を工夫したり ●肝機能を向上させる栄養素を採ったり することが大切です。 ではでは・・・また次回。 このブログの関連記事: ・飲酒対策 ・二日酔い予防にトマト このサイトの〔サイトマップ(もくじ)〕 健康・美容・ダイエット・・・体に良い物をいろいろ探す 美容と健康の探偵団ブログ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ●当ブログは健康・美容・ダイエット・サプリメント・健康食品ランキングに参加中です。 ●クリックして頂けると大変ウレシイです。 宜しくお願いします。 m(_ _ )m |
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