血管の健康
三大疾患と言えば ◆ガン(大腸がん・胃がんなど)、 ◆心疾患(狭心症・心筋梗塞など)、 ◆脳血管疾患(脳卒中・脳梗塞など)。 三大疾患のうち二つは血管に関係しています。 血管が、いかに怖い病気や死亡に結びつくかが分かりますね。 血管の異常の始まりは血管が傷付くことと、老化すること。 特に血液中に余分なモノが多く含まれていると、それが血管内壁を傷つけます。 血液中の余分なモノとは、中性脂肪、悪玉コレステロール、塩分、糖分、ニコチン等です。 ヒトは食事をすると食物の栄養素が血管に入り、それが必要な部位に送り込まれます。 糖分、たんぱく質、脂肪なども栄養源として血管を通り、各部位に送り込まれるわけですが、必要以上の量の栄養源が溢れかえっている場合、いつまでも血管内に残り、巡回を続けます。 この時に栄養源が血管内壁を大きく傷つけてしまうわけです。 したがって、ヒトは生きている限り血管が少しずつ傷つき、過食・偏食・運動不足で糖分・脂肪が溢れれば余計に傷つく・・という事になります。 幸いな事に、ヒトの体内では傷付いた部位を修復する作業が行なわれているため、正しい食事、適度な運動をしていれば血管は修復され、大きな病気には至りません。 修復が間に合わなくなるほど傷が付き続けると動脈硬化 (血管が硬くなる症状) になり、その後、心疾患や脳血管疾患を引き起こします。 心疾患や脳血管疾患は「突然起こる怖い病気」というイメージがありますが、実際には突然起こるのではなく、長い期間をかけて血管に異常が起こった後に起こる病気であるという事です。 ここで注目すべきデータをご紹介します。【~NHK今日の健康~】 心疾患や脳疾患で倒れた人々の血糖値や血圧を調べたデータです。 発症前の10年間で、どの程度の血糖値や血圧だったかをみたところ、 ●血糖値は100~110で推移 〔126を超えると糖尿病と診断される〕 ●血圧は130~135で推移 〔140を超えると高血圧と診断される〕 ↑このように、「糖尿病」や「高血圧」の基準値に達していない状態で10年間を過ごした後に心筋梗塞や脳梗塞で倒れた人が多かった・・とのこと。 ちょっと高めだけれども「糖尿病」や「高血圧」と診断されずに過ごしている人でも、10年という時間の経過の中で血管が悪化を続け大病に至っているので注意が必要です。 ◆最近太ってきた ◆見た目は太っていないが若い頃に比べて体重が増えた という人は予備群ですので気をつけましょう。 基本的に成長期が終わり20歳を過ぎた人の体重が増えることはなく、何が増えたかと言えば脂肪が増えたという可能性が大です。 ◆お菓子が大好き ◆フライ系や肉類系の食品が大好き ◆夜食がやめられない という人も注意。 ◆運動は行なっていない ◆食事の時間がバラバラ という人も要注意です。 ━━対策━━ ●野菜を多めに食べる ●自分に必要な量を超えたカロリーは摂らない ●毎日決まった時間に食事をして体内時計を整える ●有酸素運動(ウォーキング・ジョギング・サイクリングなど)をする ●血管を健康にするカロチン・ルチン・ビタミンなどを積極的に摂る ●タバコや塩分を控える 血管は痛みを感じないため、症状が進行しないと自覚症状が出ません。 少しでも「血管に良くない事をしているカモ」と思ったら、 早めにセルフケアをしていきましょう。 それでは、また次回。 このブログの関連記事: ・血液をサラサラにする食品 このサイトの〔サイトマップ(もくじ)〕 健康・美容・ダイエット・・・体に良い物をいろいろ探す 美容と健康の探偵団ブログ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ●当ブログは健康・美容・ダイエット・サプリメント・健康食品ランキングに参加中です。 ●クリックして頂けると大変ウレシイです。 宜しくお願いします。 m(_ _ )m |
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