腸サビと毒便
皆さん こんにちは 今回は、前回の下痢とは逆の「便秘」に関する情報です。 腸には約1000兆個の腸内細菌が住み着いていると言われています。 重さにすると約1.5kg!・・・すごい量ですね。 その中には体を守ってくれる善玉菌も居ますし、体に悪影響を与える悪玉菌も居ます。 そして善玉・悪玉のどちらにもなり得る中立の日和見菌も住んでいます。 比率は、善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7の割合になります。 善玉菌は腸をキレイにし、腸の働きを助け、体の免疫機能を強化します。 不規則な生活、かたよった食生活、ストレス、運動不足は便秘・下痢の原因となり、腸内環境が悪い状態になってしまいます。 特に便秘によって腸内に宿便が溜まりますと、宿便から有害物質 (アンモニアや硫化水素) が出て腸の粘膜を攻撃し、腸本来の機能を果たさなくなります。 有害物質は血液の中に入り、全身を巡り、その結果 ・肌荒れ ・疲労・倦怠感 ・肩コリ・頭痛・めまい その他、免疫力低下により風邪などの病気にかかりやすくなったり、大腸ガンにもつながってしまいます。 腸内では日和見菌が悪玉菌に変身し、腸内悪玉菌の比率は格段にアップします。 3日以上便通がない場合を一般に便秘と言うそうで、便が腸内で腐敗して毒便となり、「腸サビを帯びている状態」と言うそうです。 便が腸内に滞る (便秘になる) と、 ![]() 悪玉菌が増加すると、 ![]() つまり、便通が悪い状態は悪循環を生み、立ち直るのが大変になってしまうんです。 腸内環境の悪化は、便秘を起こしやすくするだけでなく、下痢の原因にもなります。 また「便やオナラが臭い」といった状態にもなります。 このような腸の悪い環境を改善するためには・・・ ①ヨーグルト・納豆・乳酸菌飲料などを積極的に摂ること。 発酵食品や乳酸菌食品は腸内の善玉菌であるビフィズス菌を増やします。 乳酸菌は胃酸に弱く、腸に届く前に多くが死滅してしまうため、ヨーグルトなどは空腹時よりも食後に食べるのが効果的です。 ②食物繊維を多く摂ること。 最近の研究結果により、腸内には肥満型腸内細菌とヤセ型腸内細菌が存在することが分かってきたそうです。 実験で肥満型腸内細菌を与えたマウスとヤセ型腸内細菌を与えたマウスを同じエサを与えて育てたところ、肥満型腸内細菌を与えたマウスは体脂肪が47%増、ヤセ型腸内細菌を与えたマウスは体脂肪が27%増になった・・との事。 欧米人の腸内には肥満型腸内細菌が多く、日本人の腸内にはヤセ型腸内細菌が多いと言われているらしいのですが、原因は日本食(食物繊維が多い食品)が影響していると考えられるそうです。 食物繊維が肥満型腸内細菌を減らすと考えられています。 ③腸の周りの筋肉(腸腰筋)を鍛えて、便が出やすい体にすること。 ・上半身を左右に傾けて左右の腸腰筋を伸ばす。 ・ももを高めに上げて足踏みをする。 ・上半身を左右にひねるツイスト運動をする。 ・ウォーキングをする。 ④朝、水を飲んだり、朝食を食べたりして、胃腸の動きをスタートさせてやること。 胃が空の状態では胃腸は動きません。 何かを食べたり飲んだりすることで動き出します。 また水分補給は便を柔らかくして出しやすくする効果もあります。 食物繊維、発酵食品、運動(体操)などを心がければ、1-2週間で腸内環境は変わり、便秘や下痢をしにくい体質を作ることができます。 便やオナラが臭くなくなり、普通の便が出るようになったら悪玉菌が減った証拠です。 そこまで頑張りましょう。 このブログの関連記事: ・腸の掃除をしよう ・便秘を改善しよう 〔サイトマップ〕 健康・美容・ダイエット・・・体に良い物をいろいろ探す 美容と健康の探偵団ブログ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ●当ブログは健康・美容・ダイエット・サプリメント・健康食品ランキングに参加中です。 ●上のバナーをクリックしてランキングサイトに訪問して頂くと、当サイトに点数が入り、ランクが多少上がる仕組みになっています。 ●クリックして頂けると大変ウレシイです。 宜しくお願いします。 m(_ _ )m |
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慢性の下痢
慢性の下痢に悩む人は全国で推定960万人と言われています。 主な原因はストレス。 胃腸は第二の脳とも呼ばれるほど神経的な影響を受けやすい臓器です。 慢性の下痢は正式には「過敏性腸症候群」と呼ばれます。 その名のとおり、腸が敏感に反応して下痢を起こします。 「ためしてガッテン」での解説によると、 従来から考えられていた「脳のストレスが腸に悪影響を及ぼす」という事とは別に、「何らかの原因による下痢が脳へのストレスになる」という事実も判明し、 脳ストレス→下痢 ↑ ↓ 下痢←脳ストレス という悪循環に陥ってしまい、治りにくい人が多いそうです。 以下はNHK「ためしてガッテン」で先生が解説していた「慢性の下痢の原因と対策」です。 番組を見逃した方は、確認して対策に努めて下さい。 過敏性腸症候群 (慢性の下痢) の正体は腸内細菌食べた物は胃を通り、小腸を通って消化と栄養吸収が行なわれます。 残りのカスは大腸を通り、最終的に便として排泄されます。 〔 胃 → 小腸 → 大腸 〕 この過程の中の大腸に腸内細菌が住み着いています。 腸内細菌は腸の中をキレイにするなど、健康に役立つ仕事をしています。 しかし、大腸に住むはずの腸内細菌が小腸に侵入した時に下痢になるパターンがあります。 なぜ腸内細菌は小腸に侵入してしまうのかこれは免疫力の低下が原因だそうです。 小腸は通常は菌の住み家にはなりません。 体のためになる栄養は吸収し、害になる菌は排除しようとするからです。 しかし、疲労・ストレス・その他の原因で体の免疫力が低下すると、小腸の免疫力も落ち、腸内細菌が入って来られる状態になってしまうのです。 小腸は頑張って腸内細菌を排除しようとしますが、この時に腸が大きく動いて排便を促します。 小腸に侵入した腸内細菌を大腸に戻す小腸の免疫力を上げて、従来どおり細菌が入って来ない元気な小腸にする事が重要です。 体の免疫力を向上させる食品をとって元気な腸にする事が一番です。 しかし逆に、小腸の中の細菌に栄養を与えずに死滅させる意味で、8時間以上何も食べない時間を作ることも良いそうです。 (解説していた先生は、コレを推奨していました。) 薬の飲み過ぎは小腸にダメージ上記の腸内細菌が小腸に侵入するパターンとは別に、 服用する薬の量が多い場合や複数の薬の飲み合わせによって体内に入る薬の総量が増えると、下痢を起こす場合があります。 薬は胃や小腸で養分が吸収しきれなくなり、大腸に流れてしまいます。 大腸は薬物などの異物が入って来ると、腸壁にバリアをして、変な物が体に吸収されないようにします。 通常、大腸では余分な水分は腸壁に吸い取られる構造になっていますが、バリアによって水分が吸収されないため、下痢便になってしまいます。 小腸にダメージを与える薬は、胃薬、鎮痛剤、高血圧の薬が多いそうです。 下痢が続く場合は薬の種類を変える必要があります。 慢性の下痢のその他のパターン上記の「腸内細菌が小腸に侵入するパターン」と「薬の量が多いパターン」の他に、大量の飲酒、辛いものの食べ過ぎなどによって大腸がただれ、腸内の水分が吸収されなくなって下痢が続くパターンもあります。 いずれにしても、一旦下痢が続きますと、それが脳へのストレスとなって腸の機能をますます低下させ、治りにくいパターンにはまってしまう場合があります。 ●小腸に腸内細菌が入った場合は8時間絶食によって小腸内の細菌を死滅させる。 ●小腸に腸内細菌が入らないように、栄養をシッカリ摂って免疫力を高める。 ●服用している薬が下痢の原因と考えられる場合は、薬を変えてみる。 ●大腸が荒れるような、大量飲酒や激辛料理の食べ過ぎを控える。 などの対処をして、下痢が治まるキッカケを作ると、下痢体質が治るようです。 このブログの関連記事: ・下痢にならない体作り ・下痢(飲酒・激辛食など) ・お腹が張る症状(SIBOサイボ) 〔サイトマップ〕 健康・美容・ダイエット・・・体に良い物をいろいろ探す 美容と健康の探偵団ブログ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ●当ブログは健康・美容・ダイエット・サプリメント・健康食品ランキングに参加中です。 ●上のバナーをクリックしてランキングサイトに訪問して頂くと、当サイトに点数が入り、ランクが多少上がる仕組みになっています。 ●クリックして頂けると大変ウレシイです。 宜しくお願いします。 m(_ _ )m |
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これイーね・ウコンの力
最近話題になっている商品や、筆者B丸が日々見てまわっている商品群の中から、美容・健康に 「これイーね!」 と思ったものを定期的に取り上げていきます。 今回の【これイーね】ピックアップ商品は・・・ハウス・ウコンの力
ハウスといえば、カレーですよね。 元々薬種問屋からスタートしたハウスは100年以上にわたってスパイスの研究をしている会社でもあります。 ウコンは昔からスパイスとして使われ、「ターメリック」とも呼ばれます。 秋ウコンに多く含まれるクルクミン (ポリフェノールの一種) という黄色い物質は、血行促進、疲労回復、体の若返り、美肌作り、活性酸素除去、血中コレステロール分解、ガン予防などの効果があり、健康と美容・ダイエットに役立つ成分です。 また肝臓の働きを助けて体内の毒素・老廃物・有害物質を除去を促進する効果もあるため、飲酒対策にも活用されています。 インド料理にもウコンのスパイスが多く入っていますが、日本では長寿の県・沖縄でもウコンが古くから使われて、うっちん茶、ウコン入り野菜炒め、ウコン入りスイーツなど、イロイロな形でウコンが食べられているそうです。 ハウス「ウコンの力」 は、1本でクルクミン量30mg配合! 肝臓に良いビタミンB6、ビタミンC、ビタミンE、イノシトールを配合しています。 ウコン摂取でネックとなるのが苦さですが、「ウコンの力」 は苦さを抑えて飲みやすくしています。 さらに飲みやすいカシスオレンジ味もあります。 過去に、「まずくて二度と飲みたくない!」と思った人も、これならイケますので、是非お試しを・・・。 それでは・・・また次回。 ![]() 健康・美容・ダイエット・・・体に良い物をいろいろ探す 美容と健康の探偵団ブログ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ●当ブログは健康・美容・ダイエット・サプリメント・健康食品ランキングに参加中です。 ●上のバナーをクリックしてランキングサイトに訪問して頂くと、当サイトに点数が入り、ランクが多少上がる仕組みになっています。 ●クリックして頂けると大変ウレシイです。 宜しくお願いします。 m(_ _ )m |
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