慢性の下痢
慢性の下痢に悩む人は全国で推定960万人と言われています。 主な原因はストレス。 胃腸は第二の脳とも呼ばれるほど神経的な影響を受けやすい臓器です。 慢性の下痢は正式には「過敏性腸症候群」と呼ばれます。 その名のとおり、腸が敏感に反応して下痢を起こします。 「ためしてガッテン」での解説によると、 従来から考えられていた「脳のストレスが腸に悪影響を及ぼす」という事とは別に、「何らかの原因による下痢が脳へのストレスになる」という事実も判明し、 脳ストレス→下痢 ↑ ↓ 下痢←脳ストレス という悪循環に陥ってしまい、治りにくい人が多いそうです。 以下はNHK「ためしてガッテン」で先生が解説していた「慢性の下痢の原因と対策」です。 番組を見逃した方は、確認して対策に努めて下さい。 過敏性腸症候群 (慢性の下痢) の正体は腸内細菌食べた物は胃を通り、小腸を通って消化と栄養吸収が行なわれます。 残りのカスは大腸を通り、最終的に便として排泄されます。 〔 胃 → 小腸 → 大腸 〕 この過程の中の大腸に腸内細菌が住み着いています。 腸内細菌は腸の中をキレイにするなど、健康に役立つ仕事をしています。 しかし、大腸に住むはずの腸内細菌が小腸に侵入した時に下痢になるパターンがあります。 なぜ腸内細菌は小腸に侵入してしまうのかこれは免疫力の低下が原因だそうです。 小腸は通常は菌の住み家にはなりません。 体のためになる栄養は吸収し、害になる菌は排除しようとするからです。 しかし、疲労・ストレス・その他の原因で体の免疫力が低下すると、小腸の免疫力も落ち、腸内細菌が入って来られる状態になってしまうのです。 小腸は頑張って腸内細菌を排除しようとしますが、この時に腸が大きく動いて排便を促します。 小腸に侵入した腸内細菌を大腸に戻す小腸の免疫力を上げて、従来どおり細菌が入って来ない元気な小腸にする事が重要です。 体の免疫力を向上させる食品をとって元気な腸にする事が一番です。 しかし逆に、小腸の中の細菌に栄養を与えずに死滅させる意味で、8時間以上何も食べない時間を作ることも良いそうです。 (解説していた先生は、コレを推奨していました。) 薬の飲み過ぎは小腸にダメージ上記の腸内細菌が小腸に侵入するパターンとは別に、 服用する薬の量が多い場合や複数の薬の飲み合わせによって体内に入る薬の総量が増えると、下痢を起こす場合があります。 薬は胃や小腸で養分が吸収しきれなくなり、大腸に流れてしまいます。 大腸は薬物などの異物が入って来ると、腸壁にバリアをして、変な物が体に吸収されないようにします。 通常、大腸では余分な水分は腸壁に吸い取られる構造になっていますが、バリアによって水分が吸収されないため、下痢便になってしまいます。 小腸にダメージを与える薬は、胃薬、鎮痛剤、高血圧の薬が多いそうです。 下痢が続く場合は薬の種類を変える必要があります。 慢性の下痢のその他のパターン上記の「腸内細菌が小腸に侵入するパターン」と「薬の量が多いパターン」の他に、大量の飲酒、辛いものの食べ過ぎなどによって大腸がただれ、腸内の水分が吸収されなくなって下痢が続くパターンもあります。 いずれにしても、一旦下痢が続きますと、それが脳へのストレスとなって腸の機能をますます低下させ、治りにくいパターンにはまってしまう場合があります。 ●小腸に腸内細菌が入った場合は8時間絶食によって小腸内の細菌を死滅させる。 ●小腸に腸内細菌が入らないように、栄養をシッカリ摂って免疫力を高める。 ●服用している薬が下痢の原因と考えられる場合は、薬を変えてみる。 ●大腸が荒れるような、大量飲酒や激辛料理の食べ過ぎを控える。 などの対処をして、下痢が治まるキッカケを作ると、下痢体質が治るようです。 このブログの関連記事: ・下痢にならない体作り ・下痢(飲酒・激辛食など) ・お腹が張る症状(SIBOサイボ) 〔サイトマップ〕 健康・美容・ダイエット・・・体に良い物をいろいろ探す 美容と健康の探偵団ブログ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ●当ブログは健康・美容・ダイエット・サプリメント・健康食品ランキングに参加中です。 ●上のバナーをクリックしてランキングサイトに訪問して頂くと、当サイトに点数が入り、ランクが多少上がる仕組みになっています。 ●クリックして頂けると大変ウレシイです。 宜しくお願いします。 m(_ _ )m |
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飲酒・激辛食・かぜ等による下痢
アルコールによる下痢アルコール飲料 (ビール・酒・焼酎・ワインなどすべてのアルコール類) を飲むと下痢になりやすくなる人がいますね。 その理由は・・・↓ お酒類を飲むと、胃と腸で吸収されるのですが、大半は腸で吸収されます。 そしてアルコールは腸から血管に吸収され血液中に流れ込み、最終的には肝臓でアルコールが分解され、排泄されます。 大量の飲酒は肝臓に負担がかかる事はもちろんですが、 その前工程の胃や腸の負担も大きいのです。 腸にアルコールが入ると腸内の消化酵素によって消化されていきますが、アルコールの量が多すぎる場合は消化が間に合わず、腸の内壁がただれてしまいます。 正常時は、腸内の水分は腸の内壁が吸収し血管に入ります。 しかし、腸の内壁がただれてしまうと、腸内の水分が血管に吸収されなくなります。 その結果、腸内の水分が多くなり下痢便の状態になってしまう・・というわけです。 さらに・・・、長年にわたって飲酒を続けている人は 「小腸の消化酵素 (ラクターゼなど) の働きが低下しているため、慢性的に下痢が起こりやすい状態になる」 のだそうです。 風邪による下痢食中毒のページでも話題に取り上げたように腸内に細菌が入った場合、やはり腸の内壁がただれて、腸が正常な動きをしなくなってしまいます。 風邪の菌が腸に入った場合も同様です。 激辛による下痢チマタで流行している「激辛」への挑戦も控えることです。 これも、やはり腸の内壁がただれて腸の機能が低下する場合があります。 激辛すぎる食品は、「胃がやられる!」 なんて言いますが、実際には腸もやられているんですね。 激辛食品は、代謝促進・ダイエットといった効果の代償として、腸が弱い人は下痢を招きやすい・・・いわばハイリスク・ハイリターン食品です。 ─━対策━─ ●日頃から腸の健康状態を良くするためには、腸内善玉菌である乳酸菌・ビフィズス菌を摂ったり、善玉菌を増やすオリゴ糖などを摂ること。 ●腸内環境を良くして強い腸を作るためには、食物繊維を摂って腸をキレイにする事が大切です。 腸内がキレイになると、悪玉菌の数が減り、善玉菌を増やすことになります。 ●緑黄色野菜、果物、納豆、ヨーグルトも腸の環境を良くする食材です。 これらの食品を摂ることにより、多少の事では下痢にならない強い腸を作ることができます。 ●お腹 (へその下) を温めることにより、腸の機能は回復します。 「腸のただれ」 が治るまでには時間を要しますが、温める習慣をつけると腸機能は回復に向かいます。 ●胃腸薬と消化酵素の摂取。 ※「下痢」 には上記のような 「腸のただれ」 によるものばかりでなく、緊張・ストレスといった事から、脳から腸への指令がうまくいかなくなり、下痢・便秘になるIBS (過敏性腸症候群) という症状があります。 こういう症状の場合は、胃腸薬というよりも精神的な治療が必要となります。 アロマテラピーなどで精神を落ち着かせる事で改善に向かいます。 症状がキツイ場合は病院で診てもらいましょう。 飲み過ぎ、食べ過ぎ、刺激のある食品の飲食、風邪などに気をつけながら、 下痢にならない体作りを・・・。 以上。 今回は、「腸のただれ」 はヤバイです・・というお話でした。 ![]() このブログの関連記事: ・下痢にならない体作り ・オリゴ糖(整腸) ・食物繊維(腸の清掃) ・食中毒対策 ・排泄・整腸系ダイエット ・下痢(慢性の下痢) 健康・美容・ダイエット・・・体に良い物をいろいろ探す 美容と健康の探偵団ブログ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ●当ブログは健康・美容・ダイエット・サプリメント・健康食品ランキングに参加中です。 ●上のバナーをクリックしてランキングサイトに訪問して頂くと、当サイトに点数が入り、ランクが多少上がる仕組みになっています。 ●クリックして頂けると大変ウレシイです。 宜しくお願いします。 m(_ _ )m |
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下痢対策商品 : 商品一覧 (改良)
皆さん こんにちは 今回は、下痢対策商品の商品一覧の作り直しを致しました。 下痢にも、種類があります。 消化不良、食当たり・水あたり、食中毒、菌が体内に入った時の下痢、冷えた物を食べた時の下痢、飲酒、刺激物の過度の飲食・・など、急性的な下痢。 疲れからくる下痢、精神的な要因の下痢、原因は分からないが便が硬くなったり柔らかくなったりを繰り返す・・など、慢性的な下痢。 下痢が慢性的な人、体質的に下痢になりやすい人は、腸内の善玉菌が少なくなっていると言われます。 善玉菌を増やし、下痢になりにくい体を作っていくようにしましょう。 以前にも、下痢対策商品の商品一覧のリンクを作成しましたが、商品一覧がうまく表示されない事がありましたので、商品一覧の作り直しを致しました。 ![]() このブログの関連記事: ・オリゴ糖(整腸) ・食物繊維(腸の清掃) ・下痢にならない体づくり ・排泄・整腸系ダイエット ![]() ![]()
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