薬の飲み合わせに注意



    薬は、飲むタイミングや一緒に飲む薬の種類、食事内容などによって、効き目が出なくなったり効きすぎて副作用が出たりする恐れがあるので、いろいろな注意が必要です。

    サプリメントは健康食品ですからまず安心ですが、医薬品は体に強く作用します。
    薬を飲んでいる方は、飲み合わせ、食べ合わせには十分注意して下さい。

    体に良いとされる果物や豆類でさえ、食材に含まれる成分が薬の効果を消してしまったり、副作用を起こしたりするケースがあります。

    いくつかのテレビ番組で医師が解説していた注意事項をまとめてみました。



    【1】飲み合わせ、食べ合わせの問題

    ★血栓症などに用いられる血液をサラサラにする抗凝血薬を飲んだ時に納豆などを食べてはいけない。 納豆にはビタミンKという血液を濃くする成分が入っているため、血液が固まる病気の治療薬を飲んでいる場合は控えた方が良い。

    ★酔い止めの薬を飲んだ後で激しい運動をしてはいけない。 酔い止め薬には抗コリン薬という発汗を抑える薬が入っているため、体温調節が難しくなります。 発汗によって体温を下げる体温調節機能が働かず、冬でも熱中症を起こす危険性があります。

    ★風邪薬とコーヒーを一緒に飲んではいけない。
    コーヒーの他、カフェイン入りの栄養ドリンクや紅茶とも相性が悪い。

    ★胃酸を中和して胃痛を抑えるタイプの胃腸薬と肉類は相性が悪い。
    胃酸を中和する薬は肉に含まれる成分と結合すると効果がなくなってしまう。
    食べ過ぎによる胃痛の場合は、食べ過ぎ用の胃腸薬を飲むこと。

    ★菌を殺す抗生物質と牛乳は相性が悪い。
    抗生物質がカルシウムと結合すると固まって体内で溶けなくなり効果がなくなる。

    ★血圧の薬とグレープフルーツの組合せはダメ。
    グレープフルーツは血圧の薬だけでなく様々な薬の効果を消してしまいます。
    この件に関しては、いろいろな健康番組でも言われています。

    ★薬を飲む時間と、食べる時間をずらしてもダメ
    『○○を食べないで下さい』と指示があったら、徹底的に食べないのが正解です。
    食物を食べると3日間ぐらいは食物に含まれる成分が体内に残る場合がありますので、時間差で食べても薬に影響してしまうそうです。 気をつけましょう。



    【2】飲む時間の問題

    ★食後に服用する薬を食事が終わって2時間も経過してから飲んではいけない。
    食後に飲むタイプの薬は胃の中に食べ物がある事が条件で作られているため、出来るだけ30分以内に飲む必要があります。 胃酸ばかりあって食べ物が入っていない胃では薬の効力がなくなってしまう恐れもあり、胃を荒らす危険性もあります。

    「食後の薬」を飲み忘れた場合は、次の食事の時間的間隔も考慮し、飲まないでスルーする方が良いとの事です。



    【3】薬の量の問題

    ★肝機能が低下している人や高齢者は薬の量を控えること。
    薬は肝臓で分解された後、残った有効成分が体に回って効き目を発揮します。
    肝臓の機能が低下している人は薬の分解がシッカリできず、薬が体に回ってしまうので、若くて健康な体だった頃と同じ量の薬を飲むと効き過ぎる恐れがあります。

    ★大人並みに体が大きい子供に、大人と同じ量の薬を飲ませてはいけない。
    薬は肝臓で分解された後、残った有効成分が体に回って効き目を発揮します。
    体は大きくても肝臓が発達していない子供には大人と同じ量の薬は危険です。
    しっかり分解されないため、薬が効きすぎてしまう恐れがあります。

    ★子供用の頭痛薬の代わりに、大人用の頭痛薬を半分にして与えたらNG。
    大人用の頭痛薬はアスピリンやイブプロフェンという子供にはキツイ成分が入っているため、子供には子供用の頭痛薬が好ましい・・との事です。



    【4】お薬手帳を持ちましょう

    薬局に「お薬手帳」というものが置かれているそうですので、いろいろな薬を飲んでいる人は「お薬手帳」をもらっておきましょう。
    「お薬手帳」には、今現在どのような薬を飲んでいるか・・・、過去にはどのような薬を飲んでいたか・・・などといった事が記録されるようになっていて、医師や薬剤師が見た時に、どの薬は出してはいけないか・・、どういう注意事項を患者さんに知らせなければならないか・・、などが一目で分かるようになっています。

    複数の病院にかかっている場合でも、一冊のお薬手帳に記録してもらうようにして下さい。
    これがあれば相性が悪いクスリを処方されなくて安心です。






    それでは、また次回。




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    今日のゆるくワンポイント・・・飲み合わせ・・・薬や食品に含まれる成分どうしが混ざることにより、体内で異変が起こったり期待される効果が落ちたりしますので、薬の飲み方には十分に気を付けるようにしましょう。
    当サイトの記事はすべて一話完結編です。読む順番は関係ありません。
    それでは・・・また次回 ・・・・・♪
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    薬用○○を探す


    皆さん  こんにちは。 (↓以前アップした記事を一部書き直ししました)


    今回は、以前に医薬品・医薬部外品とか医薬成分などの記事を書いた流れで、薬用と名のつく商品を取り上げてみます。

    薬用と名のつく商品は、以前 「医薬品と医薬部外品」 の話の中で取り上げたとおり、医薬部外品です。

    一般の化粧品や健康食品(サプリメント)とは違い、薬事法という法律上、体に効果があると認められた成分(医薬成分)が入っている商品を「薬用○○」と表現して販売されています。

    ニキビ治療、消臭クリーム、肌の補修クリーム・化粧水、育毛剤、歯周病予防の歯磨き、入浴剤が中心です。

    薬用○○という商品は、医薬成分が入ったクスリの一種ですから効き目は十分期待できますが、効果が大きい分、その反動(副作用)も起こらないとは限りません。

    用法・用量をしっかり守って正しく使いましょう。



    ということで・・・・・今回は薬用商品が楽に見つかる商品一覧を作成してみました。


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    今日のゆるくワンポイント・・・薬用・・・医薬部外品です。医薬成分が配合されているから効き目は大きく安心感があると言えますが、強烈な分、副作用が心配される商品もあります。ご使用の際は用法・用量をしっかり守りましょう。
    以下は、この部門の商品解説で使われる用語です。気になる言葉があったら検索してみて下さい。

    薬用、薬用化粧品、薬用ハミガキ、薬用育毛剤、薬用整髪料、薬用シャンプー、薬用入浴剤、医薬部外品、わきが、ニキビ、歯周病、虫歯予防
    でわでわーーー今回はこの辺で・・・ (^o^)/~~

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    「医薬品」と「医薬部外品」って?「薬用」の意味とは?


    皆さん  こんにちは


    ところで・・・健康・美容商品関係をネットショッピングしていると、「医薬品」とか「医薬部外品」とか「薬用ナントカ」とか、いろいろありますよね。特に何も書いてない物もあるし・・・。

    皆さんは、医薬品医薬部外品の違い、そして「薬用」の意味ってわかりますか?

    薬事法という法律によってクスリはザックリと2部門に分けられます。(←たぶん薬事法という法律によって分類が決められているんだと思いますが、間違っていたらスミマセン)

    2部門とは「医薬品」と「医薬部外品」です。
    「薬用なんとか」という言葉が付く商品は、「医薬部外品」に属します。


    医薬品には病院で扱うものや薬局で販売されているものがありますが、言ってみれば「強烈なクスリ」。病気治療・予防が主な役割。副作用も心配されるので慎重に摂取しなければならないクスリです。

    医薬部外品は言ってみれば「医薬品ほど強烈ではないクスリ」。治療というより、予防が主な役割。でもクスリはクスリ。しっかり効果・効能が認められている成分は入っている。

    薬用というのは、その「医薬部外品」に属します。薬品が入っていることを分かりやすくするために「薬用歯磨き」とか「薬用化粧品」というまくら言葉を付けています。

    ちなみにサプリメントや健康食品などはクスリではありません。(←法的に薬と認められる成分は入っていない・・ということ)
    きわめてクスリに近いサプリメントも多々ありますが、定められた医薬成分が含まれていない関係上「体に良い食品」という位置づけになっています。

    ・・・↑ザックリな説明でした^^



    ということで・・・・・今回は医薬品医薬部外品薬用という言葉について語ってみました。


    ※↓薬用商品を簡単に探せる商品一覧を追加しました。

    今日のゆるくワンポイント・・・医薬品医薬部外品そして薬用と名のつく商品・・・これらは全部クスリ。用法・用量をしっかり守って安全に使いましょう。他のクスリとの併用が危険な場合があるので注意が必要です。
    でわでわ、、、また次回 お会いしましょう (^o^)/~~・・・・・

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